『光の跡 / 星野源』ギター弾き語りアレンジ【コード譜付】

こんにちは、講師の尾崎です🎸

久々の弾き語りアレンジ動画です。
今回は『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』のエンディング主題歌になっている星野源さんの素晴らしい楽曲「光の跡」をアコースティックギターで弾き語り用にアレンジしてみました。
今回も性懲りも無く歌っておりますが温かい目で見てやって下さい(笑)
では、解説の前にまずは動画をご覧ください。

【イントロ】

今回のアレンジはピックを使わず指で弾くアレンジにしていますが、ピックを使ってストロークで弾いてもいいかと思います。
イントロ最初の8小節はノーマルチューニングなのでカポを使わないのですが、後半9小節目から半音上がって1カポにするのでカポをナットの部分にカポを挟んでいて、8小節め最後のAmは弾いてすぐにカポを急いで1フレットに移動させています。移動するのに1拍しかなく素早く移動させないといけないので意外と難しいです。実際弾き語りする場合最初の8小節は省略しても良いかも知れませんね。
コードは
C/E・F△7・G・Am・F△7・Dm7b5・G・Am
の繰り返しで、後半からはパーカッシブ奏法で弾いています。パーカッシブ奏法についてはこちらのブログ記事も是非ご参照下さい。(https://takaoguitar.com/?p=2868

【Aメロ】

Aメロはイントロと基本的にイントロと同じコードと弾き方です。
Bメロに入る直前、Amから最後のC/Gに入るところですが、コード譜ではAmのまま弾くように書いています。もちろんそれでも構いませんが、実際に弾いているのは下のTAB譜の通りです👇

ベースラインを再現したアレンジになっていますので是非チャレンジしてみて下さい。

【Bメロ】

Bメロは後半のコード(Dm7・Em・G・E7・G)が全て8分音符の裏拍で入るようになっていて、表拍はミュートするようになっています。コードは難しいものはありませんが、しっかりリズムに合わせることやコードチェンジを素早く出来るようにゆっくり練習してみて下さい。

【Cメロ(サビ)】

サビではあまり見慣れない分数コードやテンションコードを使っているようです。コードの付け方に星野源さんの音楽的センスを感じますね。
ここに出てくるコードがもし難しいと思われる方には以下のように簡単にしてみて下さい。
C7/Bb👉C7
E7b13👉E7
D7sus4/F#👉D7
D7sus4/F#👉D7
G#dim👉E7
F/G👉G
これでも問題なく歌えると思います。
それと、サビ8小節目F/Gは譜面上では2拍半伸ばしていますが、動画では以下のTAB譜のように弾いています👇

そのままF/G(難しければGでも可)を弾いていただいてもいいですが、印象的なフレーズなので是非練習してみて下さい。

【A′】【B′】【C′】

【A】【B】【C】とほぼ同じですのでご参照下さい。

【Dメロ】

動画Dメロでは最初の小節3拍目の休符で弦を叩いてフィルを入れているところが難所なのですが、ここはご要望あればまた弾き方の動画をこのブログで追加して上げたいと思います。

【おわりに】

以上、簡単な解説でしたが参考にしていただけたらと思います。
余談ですが、歌がとても難しかったです。。特にサビはずっと地声とファルセットの間の声、所謂ミックスボイスを使って星野源さんはとてもきれいに歌ってらっしゃって、改めて歌のテクニックの高さも実感しました。
自分の世代としてはどことなく「SingLikeTalking」なんかを彷彿させるどこか懐かしい感覚があったりしましたね。
それと、ボク実は星野源さんのエッセイが好きで「そして生活はつづく」「よみがえる変態」などとても面白く読ませていただいたのですが、エッセイからも垣間見れる思慮深さを歌詞からもヒシヒシと感じたりしました。

歌詞・メロディ・コード進行どれも素晴らしい楽曲「光の跡」
ご興味ありましたら是非ギタープレイや弾き語りにチャレンジしてみて下さい🎸

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